一年の活動を振り返り
船橋宿場町再生協議会は、
活動当初は、会の骨格づくりが多く、ゴールや達成感が乏しいため、なかなかモチベーションを上がりませんでした。長く活動を続けられるのか先々の不安を感じながらも毎月とにかく集まり、議論を重ねました。
集まる理事のメンバーは、まずはコンパクトな人員でスタートし、スピーディーに物事を進める事を優先しました。
活動を共にする理事メンバーは商店街、PTA、青年会議所、法人会、商工会議所、市民活動や市民サークルなど、バラエティーにとんだ人選です。なおかつ、お仕事は船橋市外でお住まいは市内という、市内団体等に所属されていない市民も加わっていることも、私たちの活動の大きな特徴です。
様々な目線やお付き合いの中から船橋を見て、様々な活動、提携や推進をすることができます。
毎月の理事会を重ねていくうちに、まずは机上の議論ではなく、私たちから行動を起こそうということで、次第に具体的な取組内容に議題が推移しました。
また活動をしていくうちに、市民や事業者・行政とのパイプ役の必要性やアイディアを具体的行動に移すリーダーシップの必要性をさらに感じました。それら市民を代表する受け皿となるべく、私たちはより公益性をもつためにNPO法人化を進め、現在申請を完了し、千葉県からの認可待ちの状況です。
この一年を振り返り、心に決めたことはただ一つ。『ゆっくりで良いから歩みを止めない』こと。みんな忙しくて合間をぬっての活動で、しかも今までできなかったことにチャレンジするには障壁もあります。進展は遅くとも、諦めずに歩を進めれば必ず思いが形になると信じております。
当面は、2037年の市制100周年を目処に船橋を更に誇れる魅力的な街に発展できるように歩を進めます。
これからも皆様のご支援とご協力を頂き、共に歩んでいきたいです。
船橋宿場町再生協議会
理事長 大木武士